【理事長退任のご挨拶】
陽春の候、保護者の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また、日頃より本校の教育活動に対し、多大なるご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
私、澤田勝寛は、この度2026年4月1日をもちまして、学校法人澤田学園 松江総合医療専門学校の理事長を退任することとなりました。
本校の歩みは、1998年に松江市の故・宮岡寿雄市長より熱心な誘致をいただいたことから始まりました。私は2012年に先代から理事長の職を引き継ぎ、以来14年間にわたり、この学び舎の運営に心血を注いでまいりました。
振り返れば、毎週水曜日の定期的な往復に加え、学校の節目や行事のたびに松江と神戸の間を走り抜けた日々が思い出されます。その回数は実に約700回を数えます。決して平坦な道のりばかりではありませんでしたが、宍道湖の風景を眺めながら松江の地に降り立つたび、未来の医療・福祉を担う学生たちの真っ直ぐな瞳に触れ、私自身が大きな力をいただいてまいりました。
かねてより、本校の将来を見据えた「後継者問題」については、私の中で最も大きな懸念事項であり、長らく頭を悩ませてきた課題でもありました。そのような中で、現松江市議会議員であり、社会福祉法人みずうみの理事長を務めておられる岩本雅之氏より、力強く後を引き継ぐとのお言葉をいただきました。
この2年間、岩本氏とは何度も対話を重ねてまいりました。地域医療への深い理解と、教育に対する情熱をお持ちの岩本氏であれば、本校が築いてきた伝統を守りつつ、さらなる発展へと導いてくださると確信し、ようやくこの日を迎えることができました。
理事長という職責は交代いたしますが、学校法人澤田学園の理念、そして本校の教育体制が変わることはございませんので、どうぞご安心ください。私自身も、今しばらくは「学校長」として現場に留まり、教職員と共に学生たちの教育に携わってまいる予定です。
最後になりますが、これまでの温かいご厚情に心より感謝申し上げますとともに、岩本新理事長のもと、新たな一歩を踏み出す本校を、今後とも変わらぬご支援で支えていただけますようお願い申し上げます。
2026年4月吉日
学校法人澤田学園 松江総合医療専門学校
学校長 澤田 勝寛