上定昭仁松江市長と岩本雅之理事長が対談。
若い医療人の力に期待すること、地域で求められる力、
それを育てる環境……未来への思いを語り合いました。
-
地域にとっての松江医療専門学校
上定市長(以下市長) 各産業分野において人手不足が叫ばれる昨今、優秀な人材の確保・育成が喫緊の課題となっています。地域でともに支えあい、いきいき暮らせるまちづくりの実践には、医療・介護・福祉人材の活躍が不可欠です。そうした中、若者が自らの夢を叶えるべく集い・学ぶことのできる、松江総合医療専門学校が本市に立地し、毎年多くの秀逸な人材を輩出していただいていることを心強く感じています。
本入学案内を手にされた前途有望なみなさんが、医療の道を志し将来私たちの暮らす地域社会の担い手となってくださるなら、これほど嬉しいことはありません。
岩本理事長(以下理事長) お言葉に改めて身の引き締まる思いです。このたび、地域で長く福祉事業に携わってきた社会福祉法人として、学校運営に関与することとなりました。これまでの福祉分野での経験を活かし、社会が直面する課題にきめ細やかに寄り添える医療人材の育成に注力してまいります。
-
現場が求める“即戦力”を育てる使命
理事長 本校は理学療法学科・作業療法学科・看護学科の3学科体制で、在学中から多職種連携・チーム医療を学ぶことができます。3年間という短期間で国家試験合格を目指すための“徹底したサポート体制”とともに、本校を特徴づけている点です。
市長 本市では、今後も高齢化率の上昇が見込まれます。市民のみなさまの医療・介護・福祉に対するニーズは、より一層高まるでしょう。医療機関や介護施設などが連携し、専門人材がつながることで、市民のみなさまの暮らしを支える「地域包括ケアシステム」は、ますます重要になってきます。
在学中から、異なる職種間の連携について学び、そのノウハウを身につけられる貴校の教育には、大きな期待を寄せています。
理事長 職種間の連携の重要性は、これまでの社会福祉法人の運営でも身に染みていること。就職直後から地域で活躍できる“即戦力”を養う学校運営に努めていく考えです。
-
学校と地域のパートナーシップ
市長 貴校では、法吉地区や大野地区の地域イベントに積極的に参加され、学生の方々が主体となった「フレイル測定会」を催されるなど、住民のみなさまとの交流を深めておられます。地域と良好な関係を築かれ、貴校が地域にとって欠かせない存在となることが、学生のみなさんの活躍・成長の機会につながるものと確信しています。
理事長 近隣のみなさまには、いつも本校の学生に温かいご支援をいただいています。さまざまな関わりを持つことは、未病や健康寿命の延伸といったテーマを学ぶ貴重な機会となっています。校内に留まらず地域全体をキャンパスととらえ、地元の病院や施設での実習も通じて、「地元で働き、愛する街を支えたい」と思ってもらえるような教育を実践してまいります。
-
未来の学生たちへ:夢への最短距離を応援
市長 貴校で学び、こどもの頃からの「夢を叶える」学生のみなさんは、本市に生まれ育つ中学生・高校生が目標とする存在であり、他地域の若者を本市に惹き付ける求心力にもなります。
夢に向かって努力を重ねる学生のみなさんお一人おひとりを、本市として精一杯応援してまいります。
理事長 病気を治すだけでなく、地域の方々の暮らしを支えられる医療人の育成に全力で取り組むのが本校の使命。みなさまに信頼され、また貢献する学校であり続けられるよう、努力してまいります。

×