ご挨拶(市長/理事長・学校長)

市長ご挨拶

澤田理事長

自らの夢に向かって、
そして地域のために

 

新興感染症のまん延や大規模な自然災害など、 社会が困難に直面するとき私たちはいつも医療・福祉に従事するみなさんのひたむきなご尽力と献身的なご活躍に救われてきました。

 

団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年に向けて、誰もが住み慣れた場所で安心して暮らすには、医療・介護・介護予防・生活支援・住まい のサービスが一体的に提供される「地域包括ケア システム」と、それを支える医療・福祉の専門職の 力が不可欠です。

 

本市は、「夢を実現できるまち誇れるまち松江」 を2030年にめざす将来像に掲げて、若い世代が意欲を持って活躍できる環境を整えるとともに、 自らの夢を実現するため、地域の期待に応えるために努力するみなさんを全力で応援しています。

 

経験豊かな教職員と優れた教育環境を備えた松江総合医療専門学校は、みなさんが研鑽を 重ね、知見を培うことのできる充実した学びの場 です。将来、地域の医療・福祉の担い手となって活躍されること、自然・歴史・伝統文化に恵まれた松江の地において、みなさんの夢が花開くことを 心より願っています。

 

松江市長

上定昭仁

理事長・学校長ご挨拶

澤田理事長

生きるとは自分の物語を作ること

 

本校は、平成10年に松江市から誘致を受け開学した市の誘致校です。開学以来27年が経ち、松江市を中心に山陰各地の病院や施設に、約2500人の医療人を送り出してきました。

 

医療とは、体を病み心病んでいる患者さんに、医療従事者としての知識と技術を発揮して、体と心を癒していく仕事です。元気になられた患者さんからはもちろん、そのご家族からも感謝され、時には涙を流して喜んでいただくこともあります。その時、医療従事者になって本当に良かったと思い、何ともいえない幸せを感じるのです。

 

医療職は生命や身体にかかわる仕事をするわけですから、生半可な気持ちでは務まりません。大切なのは、優しい心を持っていることで、特別な能力や才能は必要ありません。基礎学力は大切ですが「頭の良さよりも心の良さ」が医療従事者には求められます。

 

「生きるとは自分の物語を作ること」です。本校で学び、人生を切り開きながら、医療の世界で自分の物語を作っていってください。

 

慈恵会グループ代表
学校法人澤田学園
松江総合医療専門学校

理事長・学校長 澤田 勝寛